バイオブロック治療ってどんな治療?
2017.01.23
バイオブロック治療は、数ある矯正学派の中でも極めてマイナーな部類に属します。
その為、歯科医師でさえ知らない人がいるほど、まだ世間に知られていない矯正治療法です。
イギリスのJohn Mew先生が提唱された治療法で、5歳から10歳の子供を対象とした小児床矯正の1種で、
基本、抜歯をしないで行う非抜歯矯正治療です。
バイオブロック治療は、装置の種類をステージと呼び、形態によってステージ1からステージ4まで分類され、それらを使ってシステマティックに治療を進めていきます。
実は、歯並びの問題で来院される子供たちは、例外なく顎顔面の成長に問題ががあります。
多くの場合が、上顔面の成長が乏しく、ダウングロースと呼ばれる下顔面が伸びたような長い顔になっています。
この治療の素晴らしいところは、特殊な装置を使って3次元的に本来あるべき位置に誘導できることにあります。
その際、必要になるのが第2乳臼歯(E)がしかり生えていることです。だいたい10歳前後に抜けてくる乳歯ですので、
遅くても9歳までには、開始したい治療になります。
通常、バイオブロック治療は、治療終了までに少なくとも7つの装置を作成し、下に長く伸びて成長してしまった子供たちを装置の中に組み込んだワイヤーや拡大ネジを使って、理想的な成長に導きます。
実際、子供たちの顔の変化、姿勢の改善、いびきや鼻疾患の改善で多くのご家族の方が驚かれます。
あなたのお子さんは、どうですか?以下のようなことでお悩みではありませんか?
- 大人のが乳歯の裏から生えてきた
- 乳歯列なのに歯並びがガタガタになっている
- 受け口、出っ歯
- 笑った時に歯茎が目立つ(ガミースマイル)
- 鼻炎・喘息を持っている
- 口臭が気になる
- いつも口が開いている
- 寝ているときに呼吸が止まることがある
- いびきをかく
- 姿勢が悪い
このような症状がある場合、お子様の顎顔面の成長に問題があるかもしれません。
記念歯科の矯正歯科治療で正しい顎の成長発育を促せば、
歯並びと共に上記の症状の改善を目指し、健康な身体へと導きます。
心配な方は、6歳の誕生日前後には、一度歯並びのチェックをさせてください。
状況に合わせて、的確にアドバイスいたします。
お気軽にご相談ください。