小児矯正(バイオブロック治療 その3)
2017.01.25
前回は、上顎の焦点を当ててお話ししましたが、下顎についてお話しします。
上の歯は、装置に組み込んだ拡大ネジ(エクスパンジョンスクリュウー)で拡大していきましたが、 下顎は、装置に組み込んだワイヤーの力を利用して拡大していきます。
下顎の第二乳臼歯(E)にバネをかけそれを固定元に下顎のアーチを拡大していきます。
横に広げるだけでなく、 大人の歯の第一大臼歯や、下の前歯を圧下と行って、
骨の中に埋め込むような力を与えることができます。
この辺の話は、専門的な話になりますが、ハイアングルなケースもアンクロックローテーションさせて、改善させるというようなかともできます。 咬合平面という噛み合わせの面をコントロールできるの装置なのです。