口が閉じられないと来院された患者さん(患者様の声から移動)
- カテゴリー:
- 噛みあわせ
治療前
治療後
患者さん情報
50歳
女性
- 主訴
- 噛み合わせが悪く、口が閉じられなくなっていた 話をするとき、きちんと発音ができず悩んでいた
- 治療期間
- 3ヶ月
- 通院回数
- 10回
- 治療費用
- マウスピース 165000円
※通院回数や費用は、同じような症状であっても、個人差により大きく異なることがあります。
噛み合わせが来院された患者さんです。
右下のかぶせ物を他院で入れてもらってから、きちんと噛めなくなったと来院されました。
どこで噛んで良いかわからない状態で、気がおかしくなりそうと言われていました。
右上の小臼歯(四番、五番)が全体の歯並びから飛び出しており、下顎が左に戻ろうとした時に右下の小臼歯が干渉している状態でした。
顎の動きを邪魔していた右下のかぶせ物を削って調整していくと穴が空いてきたため、仮歯にしました。
治療としては、どこで噛んで良いかわからなくなっているため、ずれた顎の位置をマウスピースを作成して正しく誘導しながら、
干渉している右の上下のの小臼歯(四番、五番)の治療が必要と考えました。
①飛び出している歯を矯正する方法、[矯正、MTM(部分矯正)]
理想的だがお金がかかる
②削って短くする方法 手っ取り早い
③低くなるように被せる方法
削る量が多い場合、かぶせたり、場合によっては神経の治療が必要になる
患者さんと相談の上 できる範囲で噛み合わせを調整する方法を選択しました。
噛み合わせも安定してきたため、右下をかぶせ直して治療終了しました。
治療終了後です。前歯が空いていたのが噛み込んでいます。
治療前との治療後の比較です。
できる範囲での治療で、多少の問題は抱えたままですが、患者さんは、満足されいます。
■患者様情報
性別:女性
お住まい:呉市
年代:53歳
職業:主婦
■症状
噛み合わせが悪く、口が閉じられなくなっていた
話をするとき、きちんと発音ができず悩んでいた
■ご来院までの経緯
友人の紹介
リスクと副作用
マウスピースを使っての治療は、可逆性の治療で後戻り可能、
歯牙を調整することは、不可逆性の治療のため、慎重に行うべき