重度歯周病でインプラント治療した患者さん 前歯がグラグラする、どこで噛んだらいいかわからなくて、頭がおかしくなりそうだと来院された、呉市在住の患者さんです。初診時写真とCTで構築した3D画像です。 私は、歯周病専門医です。どちらかというと、とことん歯を残したいと思うタイプの歯科医師です。そんな私でも、歯を支える歯槽骨が周りに全くなく、歯茎に引っ付いたような状態の上の前歯4本と下の前歯2本は、抜歯だと判断したしました。抜歯した歯を確認す... 続きを読む
侵襲性歯周炎の患者さん(その2) 4年前に右下が腫れたと来院された呉市在住の患者さんです。あちこちに虫歯や歯茎があ腫れた場所があったので、パノラマレントゲンを撮ってみると、歯を支える歯槽骨がかなり吸収していることがわかりました。 侵襲性歯周炎といって10〜30歳代の若い時期に歯を失ってしまう方がいます。侵襲性歯周炎の罹患率は、0.1〜0.05%といわれ、1000〜2000人に一人の割合です。ご両親や、祖父母に早期に歯を失った方がい... 続きを読む
侵襲性歯周炎の患者さん(その1) 呉市にお住いの32歳 男性です。重度の侵襲性歯周炎でしたが、頑張って治療されました!! 3年です。3年!!治療前 治療後です。全額的な歯周外科処置と矯正を行っています。 上が治療後 下が治療前のレントゲンと 初診時のCTの3D画像です。歯を支える骨が少ないのがわかると思います。 今後、どうやって治療を進めたか、紹介し... 続きを読む
噛み合わせの治療1 左上の三番が外れてきた来られた患者さんです。いろんなところが、腫れる、頻繁に、被せ物もあちこち外れてくる。しっかり治してほしいという事で、頑張って長い間(3年間)、治療に通っていただきました。左の写真を見てもらうと奥歯の入れ歯の白い歯の部分が随分すり減っているのがわかると思います。全体的に噛み合わせが低くなっており、かぶせてある歯の下も虫歯になっているもが多い状態でいた。一本一本、土台となる根... 続きを読む
はぐきが痛い 歯ぐきがただれている 熱が... 急性壊死性潰瘍性歯肉炎という歯肉炎があります。15歳頃から35歳頃にまれに発症するいたーい歯肉炎です。壊死というのは、体の一部分を構成する細胞が死滅すること、潰瘍というのは、上皮の一部が剥がれて下の肉の部分(結合組織)むき出しになった状態をいいます。急に細菌の感染から、壊死や、潰瘍ができるいかにも痛そうな歯肉炎です。実際、発症すると、とても歯磨きができる状態ではありません。症状として 歯茎が痛... 続きを読む
歯周病 歯周補綴 症例2 こちらの治療キーワードは、重度歯周炎,歯周補綴,噛みあわせ■治療前右の奥歯が痛い、歯ぐきがよく腫れると来院されました。臼歯部のがぐらぐらしてくると、前歯に負担がかかり前歯が開いてきたりします。この患者さんは、受け口で、反対咬合のため、歯が、内側に揺さぶられ前歯部を支えている骨がなくなってきた状態でした。レントゲンで臼歯を支えている骨がなくなり、上顎の前歯の骨も少ない状態でした。■治療後動揺歯が多か... 続きを読む